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開店してから約30年の昭和レトロな雰囲気が漂う此方のお店、メニューのアバウトな雰囲気も味の内でした
今回の食レポのコンセプトである「大船の飲み屋事情」をメインに、”口コミの殆ど無いお店”も含めて食レポをしようと言う事を踏まえ、今回は他のレビュワーの方がレポートしていない此方のお店に伺う事にしました。
此方のお店、大船飲み屋街の中心地に建つ雑居ビル1階に在って、この界隈では既に老舗の居酒屋の部類で、此方の大将が国鉄時代に其方を辞めて独立したとの事ですから、かれこれ開店してから約30年との事でした。
自分も20年以上前にはこの界隈で飲む機会が多かった為、当時は此方のお店にも伺っていましたが、最近はすっかりご無沙汰していました。
昭和な雰囲気を醸し出す“縄のれん”の引き戸を入ると、年季の入ったL字カウンターだけの店内は、外観同様に昭和レトロな雰囲気が漂って居て、此方はやはりCP等では語れない「味」の有るお店の1つだと思います。ちなみに、入口のホワイトボードに「森伊蔵720ml売ります」と書かれていたのですが、その下に誰かが「いくら」と書き足していたりして、この大らかさが微笑ましかったりもします。
恐らく大将は、自分の事など覚えていないんじゃないかと思っていたのですが、流石は大将、L字カウンターの折れた辺りに座って、洒落た印刷メニューなど無いので壁に貼られた短冊のメニュー札を見ようと顔を上げると、「やっ、久しぶり!」と声を掛けてくれました。
「どうもお久しぶりです」と挨拶してから「芋焼酎ありますか?」と尋ねると、「うん有るよ!」との返事に「その芋って何ですか?」と更に銘柄を尋ねようとすると、「うーん、芋は芋の焼酎だよ...」ととてもあやふやな返事だったのですが、こうゆう処ではそのアバウトな雰囲気も味の内ですので、「じゃあ、芋焼酎の水割りでお願いします」とその“芋焼酎”を注文してみました。
その後、待つ事暫し「お通し」500円?(税込、筍と挽肉のそぼろ煮)と「芋焼酎水割り」500円?(ブランド不明)がカウンター越しに出されましたが、それぞれの値段については、「芋焼酎水割り」のメニュー札(もちろん「お通し」も)を発見できなかったので他のドリンクから類推しました。
「お通し」については、決して見た目が良いとは言えませんが、ちょっと珍しい筍と挽肉のそぼろ煮は少し甘めの味付けで、お酒の供としても美味しく頂けました。
また、焼酎は良く知っている筈の味なのですが、流石に銘柄までは分かりませんでした。
と言う様な訳で、開店してから約30年の昭和レトロな雰囲気が漂う此方のお店、メニューのアバウトな雰囲気も味の内でした。
訪問
2016/9/1
お店の情報
目安の価格帯(お一人様)
¥1000.-
場所
神奈川県鎌倉市大船1-20-4 河合プラザ1階
情報提供
Massuu 氏
まっすー
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