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何故か“焼鳥”では無く“海鮮系”が有名な大船で大人気の老舗居酒屋は、1人では中々入れてくれないお店でした
此方のお店は、大船界隈の居酒屋の中で、昔から一二を争う大人気の老舗居酒屋です。確か隣りの鳥肉屋と同系列だったと思うのですが、しかも店名に“鳥”とついているのに何故か”焼鳥”では無く“海鮮系”のメニューの方が大船では有名なお店で、以前にも書きましたが、此方のお店の“生もの部門”から今の「新海」さん、“焼き鳥部門”からは「笑」さんの大将が独立して成功しているのですから大した物です。
自分が此方にお邪魔するのは相当久しぶりで、最近も何度かチャレンジしたのですが、全て入口で断られてしまいお店に入る事が出来ませんでした。本日は、流石に此方のお店のメインターゲットであろうシニア層にとって、年金支給日の前日と言う事も有って空いているだろうとの読みが当たりましたが、それでも空席はぎりぎりカウンター1席でした。
しかも、伺ってみて思い出したのですが、自分は此方に来店する時は1人の場合が多い為、テーブルや小上がりに比べて席数が少ないカウンター席が一杯になってしまうと中々入れてくれないお店だと言う事です。
と言うのもトイレに立った時に観察すると、本日は奥のテーブルや小上がりがまだ半分程度しか埋まっていなかったにも拘らず、1~2人のお客さんは断られていて、逆に3~4人で伺った方が入れる可能性が高い様でした。この辺りも、今時珍しい効率優先策が通用するだけの人気店と言う事でしょうか?
取り敢えず、隣りの方に少し席を避けてもらい何とかカウンター席に収まると、直ぐに「お通し」280円?(本日は、“そぼろ大根”で大根が良く煮えていて美味しかったです)が運ばれてきて飲み物の注文を尋ねられました。
この辺りも実にテキパキしていて流石に繁盛店の接客姿勢で「日本酒(大)」530円(宮正宗・以降全て税抜)を冷でお願いしましたが、初めてのこのお酒は値段の割に中々飲み易いお酒でした。
料理の注文は、やはり此処では“生もの”を頼むべきとの思いから「刺身の盛合せ」を探したのですが、定番メニューや黒板に記載されていなかったので、「刺身の盛合せって有りますか?」と目の前の若い板前さんに尋ねてみると「はい有ります、一人前5品で1330円(?)です」との事でしたので、お願いする事にしました。
ちなみに刺身の金額はこの時一度聞いただけですので、不詳なお通しの値段と合わせて計算してみたのですが、円単位の端数が多少合わないので(?)としてあります。
「刺身の盛合せ」の内容は、“海老”と“アジ”、“平目”、“カンパチ”、“鮪ブツ”の5品で、流石に魚は新鮮で“アジ”独特の臭みを全く感じられず、“平目”も美味しかったのですが、新鮮な魚は歯応えが硬い為“カンパチ”の厚みが分厚過ぎて食べ難かったです。
また、“鮪のブツ”に関しては、鮮度やボリューム等「鞠屋」の小盆セットの鮪ブツとさほど変わらない様な気がしましたし、魚に比べて海老は若干鮮度が落ちる様な気がしました。
折角ですから、串焼の焼き鳥もお願いする事にして「鳥ねぎ」と「なんこつ」、「手羽」(大船では昔から鳥恵独特の開き方で、此処の卒業生が経営する「笑」や「新海」でも同じ開き方をしている)を全て塩で注文しましたが、ちょっと独特な串の打ち方は昔の儘の様な気がして懐かしかったです。ちなみに値段は、殆どの焼き鳥が125円で、野菜串が115円、ホタテやささみの“変わり串”が高めの設定となっていますが、今時の小洒落た焼鳥屋の様に高くは無い物の特別安くも無い普通の値段設定で、味の方も普通の味でした。
と言う様な訳で、此方のお店、何故か“焼鳥”では無く“海鮮系”が有名な大船で大人気の老舗居酒屋は、1人では中々入れてくれないお店でした。
訪問
2016/06
お店の情報
目安の価格帯(お一人様)
2,000~2,999〇
場所
神奈川県鎌倉市大船1丁目19-13
情報提供
Massuu 氏
まっすー
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